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アナリストレポート拾い読み(2015年8月31日)

【ゴールドマンサックス証券】
医薬品セクターのレポートでは、セクター株価はTOPIXを大きく上回って推移、バリュエーションは12ヵ月先コンセンサスPERで27倍で、過去10年の最高水準と指摘。開発品期待も含めた株価材料は概ね株価に織り込まれたとの印象が強いとして、9月末頃からは薬価改定やジェネリック促進策など新薬メーカーにとってネガティブな議論が話題に上る可能性が高いと解説。今秋以降の政府議論で追い風の強いジェネリック選好を継続して、沢井製薬の買い推奨を再強調。新薬ではアステラス製薬と参天製薬を選好しています。

【UBS証券】
運輸セクターのレポートでは、「ヒトの動き」として、日本人の出国需要は約3年にわたり前年割れが続いているものの、訪日需要の爆発的な伸びで十分に吸収されていると指摘。訪日客のなかで伸びが高いのは近隣諸国でも、収入寄与の高い欧米からの旅客も2ケタで伸びていると評価して、「モノの動き」として、「国内は依然として鈍い」としながらも、セイノーHDなど一部企業では運賃値上げで増収が確保できていると解説。コンテナ船市況は引き続き乱高下も、6月が大底だった可能性が高そうとみて、個別では、近鉄エクスプレス、日本郵船、日立物流、商船三井、川崎汽船を買い推奨しています。





【証券ジャパン】
今週の東京市場は神経質な展開ながらも、徐々に落ち着きを取り戻すと指摘。内外の経済指標発表も多く、中国をはじめ各国の金融市場の動向に左右されやすい状況が続くとみているものの、株価指標面での割安感や政策期待が下支えとなり、ディフェンシブセクターを中心に好業績期待銘柄が堅調に動くと解説。日経平均の当面の戻りメドとして、日足一目均衡表の基準線や8月24日に空けた窓19435円、25日線を、下値メドとしては27日に空けた窓18442円や26日安値17714円を紹介。今週の参考銘柄として、アミューズ、フジクラ、バンダイナムコを紹介しています。

【野村証券】
食品セクターのレポートでは、輸入物価指数の上昇ペースが鈍いことやコモディティ市況の弱さ、円安一辺倒ではない足元の外部環境を考えると、食品インフレは15年末には終息に向かうと指摘。16年度以降、中期的な利益成長が緩やかになるとみていることから、食品インフレ終息を意識した銘柄選別がより問われるとして、サントリー食品をトップピックで推奨。他の推奨銘柄として、味の素、日清製粉、明治、森永製菓、JTを紹介しています。














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