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アナリストレポート拾い読み(2015年8月10日)

【モルガンスタンレー証券】
損保セクターのレポートでは、ここから10月半ばごろまでの台風シーズンは、自然災害ロスに関する不確定要素の影響を受けやすいと指摘。今年度、「市場はそうした自然災害リスクをそれほど不安視してこなかったように見える」として、その分、短期的に調整リスクが残ると解説。夏の間は中立的な立場で臨み、秋から年末にかけて資本政策面(含む政策保有株の圧縮等)でのもう一段の変化を前に再度セクターに対するセンチメントが回復する局面が来ると予想。業種格付け「アトラクティブ」と損保ジャパンHDの買い推奨を継続しています。

【証券ジャパン】
今週以降の東京市場は、内外経済指標を睨みつつ底堅い展開を予想。夏休みで市場参加者が減少、様子見気分が強まるとみられるものの、4〜6月期決算がほぼ出揃うことから買い安心感が広がり押し目買い意欲が高まるとみて、引き続き業績好調銘柄に人気が集まり、割安修正の動きになると解説。日経平均のテクニカルでは、日足一目均衡表の抵抗帯上限をサポートに、7月21日高値20850円や6月24日年初来高値20952円を視野に捉えてきたとみて、7月21日高値から7月28日安値までの押しの倍返しにあたる21630円が中期目標になると解説。今週の参考銘柄として、ぐるなび、いすゞ、アイシン精機を紹介しています。






【みずほ証券】
東証1部の売買代金が3兆円近辺を維持するようになってきていることを受け、「夏休みを取る投資家が多いにもかかわらず高水準の売買代金は、上値更新への助走」と指摘。空売りしてもなかなか下がらないのでショートカバーし、上値追いを考える投資家も増えつつあるとの見方で、日経平均は当面20000〜21000円のボックスも、9月にかけて21000円を超える局面があり、9月末には21000円程度になると予想。投資アイデアとして、シクリカル株全般をオーバーウエイトするのは時期尚早と考えるものの、秋にかけて徐々にシクリカル株を増やすべきとコメント。機械、鉄鋼、自動車部品などの押し目買いを提案しています。

【野村証券】
損保セクターのレポートでは、第1四半期月期決算は総じて好スタートと指摘。国内自動車保険の料率引き上げ効果や海外保険事業の伸長などを背景に、連結正味収入保険料が順調に拡大しているとみて、各社によって通期計画に対する進捗率にばらつきがあるように見えるものの、想定外のネガティブ要因は発生していないと解説。国内損保事業は、事故件数の低下を背景とした自動車保険の収支改善を中心に各社計画を上回っているとして、今後は、改善した収益性水準を維持できるかが焦点とコメント。今期水準から一層利益を増加できるか、ROEを意識した株主還元の拡大、M&Aを含めた海外事業伸張がカタリストになるとみて、個別では、東京海上HDをトップピック推奨しています。












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