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アナリストレポート拾い読み(1月8日)

【野村證券】
大発会は戦後最悪のスタートとなったものの、年全体をみれば決して暗い年では
ないと指摘。08年前半は外需系企業を中心に業績予想が引き下げられることが
予想され、TOPIX1400〜1650ポイント、日経平均14500〜17000円のボックス圏
を想定。08年後半は日本企業の業績に関する見方も回復し、年末までにTOPI
Xは1800ポイント、日経平均株価も18000円回復と予想しています。


【バークレイズ証券】
年明けの市場はスタグフレーション的な波乱の幕開けになったと指摘。このような経
済情勢のポートフォリオ戦略として、株式エクスポージャーを最小限に抑えるか、空
売りをする一方、欧州債、米インフレ連動債、コモディティの買いポジションを取るこ
とが望ましいと解説しています。


【メリルリンチ証券】
2008年の投資テーマとして、環境や新興国関連が引き続き有望と指摘。日本株
とアジア株の一体化が一層進展し、逆張りの観点から銀行株に注目。3月末にか
けてはディフェンシブ&配当取りの両面で、高配当利回り銘柄を薦めたいとコメント
しています。


【UBS証券】
サブブプライムショックが実体経済に影響を及ぼし、経済の成長期待が剥がされる
ことを想定すると設備投資や減価償却が小さな銘柄群のアウトパフォーマンスが継
続すると指摘。設備投資や減価償却が小さな銘柄として、武田薬品、JR東日
本、富士フイルムを紹介。今後も設備投資は減価償却の範囲で行い、利益を積
極的に株主に分配していく銘柄群が注目されると解説しています。


【日興シティ証券】
銀行セクターのレポートをリリース。2008年はカタリストの蓋然性を評価する年で、
銀行株はなお割安と解説。同証券では、市場が期待しない材料発現が株価上
昇に繋がるとコメント。個別では三井住友FGをコア保有として推奨しています。


【モルガンスタンレー証券】
空運セクターのレポートをリリース。同証券では空運2社の08年度連結営業利益は
、国際線の需要好調を燃料費負担増で吸収できず、前年比7.6%減益と短期業
績のモメンタム悪化を予想。運輸業界の中で最も原油価格への感応度が高く、短
期業績の不透明感が強いとの見解からセクター投資判断を「コーシャス」に設定し
ています。


【リーマンブラザーズ証券】
地銀セクターのレポートをリリース。同証券では政策金利、法人向け貸出成長率、
個人ローン成長率の前提を下方修正し、与信費用比率の前提を引き上げ。地方
銀行の適正PERを16倍に設定し、セクター投資判断を「ポジティブ」から「ニュートラ
ル」に引き下げています。